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HEAL EARTH 株式会社 ヒールアース

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2024/04/07

【子供部屋のメリット・デメリット】

【子供部屋のメリット・デメリット】

こんにちは。

株式会社ヒールアース長岡店の田中です。

今回は子供部屋のメリット・デメリットをご紹介させていただきたいと思います。

子供部屋は必要なのか?

家づくりを考えたとき、「リビングはどれぐらいの広さが良い?」「キッチンはどうする?」というように、いろんなプランから考える方が多いかと思います。特に、お子様の成長のタイミングに合わせて家づくりを考えられる場合、子供部屋をどうするか、作るなら家の中のどの位置に設けるか、サイズは?そもそも子供部屋っているの?といった点が悩みどころになるのはないでしょうか。実は、子供部屋という子供専用の個室が日本で作られるようになったのは、戦後に欧米文化が入ってきてからだとういことをご存知でしたでしょうか。アメリカでは子供が生まれる前から子供部屋を用意し、子供が生まれるとすぐに部屋で一人で寝かせるという文化なのです。個を重視する欧米の文化らしいなと思いますが、日本の子育てとは大分違うため、今まで当たり前に設けられていた欧米文化をそのまま取り入れただけの子供部屋が必要なのかどうか、家づくりの際の疑問となるのは当然のことだと思います。特に土地が高く広いスペースを取ることが難しい京都エリアでは尚のことではないでしょうか。住宅業界では、近年子供部屋の考え方が変わってきており、あえて子供部屋を作らずにゆとりのある共有スペースを作るお家が増えてきています。特に最近は、共働きの家庭がとても多くなると共に、お子様の習い事時間も増える傾向にあるため、家族間でコミュニケーションをとることが難しくなっていることもあり、あえて子供部屋を無くすことで、家族の時間を増やす狙いがあるそうです。そこで今回のテーマ、子供部屋の考え方についてメリット・デメリットを挙げていきたいと思います。

メリット

子供の自立心が育まれる

子供部屋を設ける最大のメリットは、自立心が育まれることだと言われています。子供部屋を与えることで、「自分で片づけない限り自分の部屋がぐちゃぐちゃ」「自分だけの部屋だから自分で整理整頓しなくてはいけない」という事実に気が付き、片付けや物の管理を自主的に行うようになります。こういった気づきは、自分で理解して行動しない限りなかなか身にはつきません。1人部屋はどうしてもスペースを必要としますが、自分の行動と結果が如実に表れるため、子どもに自分の行動に対する責任感を意識させるという意味では、大きなメリットだと言えます。

共有スペースをきれいに保つことができる

子供部屋を作ることで、リビングやフリースペースなどの共有スペースをきれいに保つことが可能です。子供部屋が無い場合、学校で使う道具や習い事の道具、おもちゃなどを共有スペースに置かなくてはならないため、どうしても綺麗な空間を保つことが難しくなります。子供部屋があれば、使う用途ごとにしまう場所を決めることで、小さな子供でも片付けやすくなります。

子供のプライバシーを守る

お子様が小さい頃はあまり意識されない点ですが、大人にプライバシーが重要であるのと同じく、どんなに親が大好きで離れたくないと訴えるお子様も成長と共にプライバシーを求めるようになります。子供の自立心が育まれることが部屋の最大のメリットだと先述いたしましたが、子供のプライバシーが保てることも子供部屋を設ける最大のメリットだと考えています。中学や高校に入り、思春期を迎えるころには「一人になれる場所」「自分だけの空間」というのは非常に大きな意味を持つのではないでしょうか。勉強や友人関係、恋愛や受験等で悩み事がいっぱいの子供たちが、勉強や寝るためだけの空間としてではなく「安心できる自分だけの空間」として過ごせる場所があるというのは、多感な時期の子供にとって非常に大切であり、子供部屋を設ける意義があるように感じています。

デメリット

必要性を感じない時期がある

子供が小さい頃は、どうしても親の手が必要なため、子供部屋の必要性をあまり感じません。せっかく用意した子供部屋では遊ばずに、リビングにおもちゃを広げたり、リビングでお友達と遊ぶというのもよく耳にする話です。

子供の様子が分かりにくい

子供部屋の必要性を感じられない時期とは逆に、成長したらほとんど子供部屋で過ごしてしまうというのもまたよく耳にする話です。子供部屋にこもってしまうと、親は子供の様子が分かりづらく、長時間部屋でゲームをしていたり、深夜までスマホをいじっていても、気づくことが出来ず注意しにくくなるという状況が発生しやすくなります。

掃除が難しい

メリットとして挙げた、「子供の自立心が育つ」という点ですが、子供部屋を与えたからと言って必ず育つわけではありません。自分で管理できるお子様なら何ら問題ありませんが、なかなか管理が難しいお子様の場合は結局親が手を出すことになります。小さい間は何も問題がありませんが、思春期に差し掛かる頃から部屋に入られることすら嫌がられる場合など、部屋の管理が難しくなる場合があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は子供部屋のメリット・デメリットをご紹介させていただきました。家づくりにおいて「子供部屋をどうするか」という悩みは多くの方が持って当然のことだと思いますが、家づくりはもちろん、子供部屋をどうするかといったことに正解は無いと思います。最も大切なのは子供を含め家族全員が暮らしやすい家づくりをするということです。ヒールアースではお客様のご希望に寄り添いながら暮らしやすい家づくりをご提案させていただいております。マイホームをご検討のお客様はお気軽にお問い合わせください。

投稿者:ヒールアース

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