【お家で出来る防災について】
こんにちは。
株式会社ヒールアース長岡京の田中です。
8月8日に発生した地震を受け、気象庁は南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震が発生する可能性が通常と比べ高まっているとして「南海トラフ地震臨時情報」を発表しました。なお、この呼びかけは地震発生から1週間となった8月15日午後5時に終わっております。
これは初めて発表された臨時情報でした。
この情報発表を受けて、中止されたイベントがあったほか旅行を取りやめた人などのキャンセルに追われたケースも多くあったそうです。
そこで今回は今住んでいるお家で出来る防災を簡潔にまとめましたので皆様のお役に立てれば幸いです。
災害に備える!防災のためのお部屋づくりと片付け
災害時にすぐに逃げられるよう、玄関や窓への導線を確保
・玄関や廊下、窓の近くには物を置かない
・重い物や大きなサイズの物は置くのを避ける
この2点を注意するだけで、物が倒れて玄関を塞いでしまうリスクを避けることができます。
テーブルに物を置かないよう心掛ける
割れやすいインテリア雑貨や食器類、パソコンなどの精密機器は出したままにしないように心がけてみましょう。
寝室は家具を少なくしましょう
就寝中は地震に気づきにくいということ、気づいてから避難するのに時間が掛かるという事を念頭に怪我を防げるようにしておく必要があります。倒れたり動いてしまう可能性のある大きな家具は極力寝室には置かないように心掛けましょう。また有名な話ですがケガ防止のために枕元には靴を置いておくことをお勧めします。
防災を考えた収納・片付けのポイント
収納している物が落下する危険性も考えられます。もし落下してしまっても重い物は下に、軽い物を上に収納することでケガや破損が少なく済みます。
配置と造作家具で震災に備える!家づくり中の防災対策
固定された作り付け家具・造作家具を取り入れる
家具や家電など、災害の時に危険を及ぼすものは、固定できるような造作家具を積極的に取り入れると安心です。そうすることで家具が倒れて避難経路がふさがれてしまうリスクがなくなります。後から家具を固定する手間もなく、安心です。
・ウォークインクローゼット
・作業スペースの背面収納棚
・小上がりの収納スペース など…。
地震対策で知っておきたい家具の配置
家具については、固定や滑り止めなど倒れない工夫(転倒防止)も大事ですが、実は万が一のときに倒れても良いレイアウト・配置を考えることも大事です。
・ 家具が「寝ている人に倒れてこない」「布団・ベッドから遠い」配置を意識する。
・ 部屋の出口、避難口を塞がないようにする など…。
まとめ
いつ起きるかわからない不安に対して、怪我をするリスクを減らすことや助かる可能性を高めることは今からでもできます。心の余裕を持てば身近な人との助け合いにもつながります。今できることをしっかりと実践しつつ安心できる家づくりの参考にしていただければと思います。