【注文住宅と規格住宅のメリット・デメリット】
こんにちは。
株式会社ヒールアース長岡京の田中です。
早いもので今年も半年が過ぎてまた厳しい夏の季節がやってまいります。
皆様も熱中症には十分お気をつけくださいませ。
さて今回はタイトルにもあります通り【注文住宅と規格住宅のメリット・デメリット】をお伝えしてまいります。
持ち家の種類というのは複数存在しますが、大きく分けると自分たちの好きな事やりたい事を叶えられる『注文住宅』と、既にあるプランから自分たちに合ったプランの選べる『規格住宅』の2通りがあります。以下にそれぞれの特徴やメリット・デメリットを分かりやすくご説明いたしますのでどうぞご一読ください。
注文住宅とは?
注文住宅とは、住宅会社や間取りなどを自由に決めて建てられる戸建て住宅です。
ただし、注文住宅だからといって、1から10まですべて自由に設計できるとは限りません。
注文住宅の注文方法には、フルオーダー住宅とセミオーダー住宅の2種類があります。
フルオーダー住宅は、間取りや設備などをすべて自由に決められる注文住宅です。
一方で、セミオーダー住宅は基本的な仕様が決められていて、いくつかの選択肢の中から間取りや設備などの細かい部分を決めていきます。
希望や予算に応じて、グレードアップやグレードダウンは可能です。
フルオーダー住宅は自由度が高い反面、費用が高くなるので、セミオーダー住宅を選ぶ人の方が多い傾向があります。
注文住宅のメリット
自分だけのこだわりを家づくりに反映できる
注文住宅を建てる最大のメリットは、間取りやデザインはもちろんのこと、目に見えない細部までこだわりを反映させられる点です。法律や技術などに問題がない限り、共働きや二世帯、子育て中など、さまざまなライフスタイルに合わせてどのような戸建住宅でも建築できます。
土地や周辺環境に合わせたプランニング
建築しようとしている土地は、分譲地のような整形された土地ばかりとは限りません。仮に変形地だった場合には、その現地を有効に活用した間取りを作ることが可能です。また、現状のお住まいに対する不満や不安が明確にあり、改善したいポイントがはっきりしている方には適した選択肢だと言えます。一から作り上げることで個性やこだわりを反映させることができるので、自分たちらしい暮らしを楽しめることができます。
建築中の様子を確認できる
すでに工事が進んでいる建売住宅とは異なり、注文住宅では設計が完成してから着工します。
そのため、建築中の様子をはじめから確認でき、予想したものと異なるときは早めに修正・変更を依頼できます。場合によっては追加費用が発生することもありますが、完成してから変更するよりは手間や時間がかかりにくいでしょう。最初は頭の中でイメージしていた家が、間取り図として紙に描かれ、紙やパソコンでイメージ図を見ていた家が現実のものとなったときは、感動ものです。さらに、自分の目で家が建つ過程を見られると、愛着が湧きやすくなるでしょう。思い描いていた住宅になっているかを確認できる安心感があり、欠陥住宅や手抜き工事などへの不安も軽減できます。
注文住宅のデメリット
コストが高くなってしまう傾向にある
ある程度自由に間取りや設備を決めることの自由さは魅力的です。人生で一度の大きな買い物で妥協はしたくないという思いから、当初思っていた予算をオーバーしてしまうことも少なくありません。そんな場合には、どの部分を最優先事項にするかを考えていく必要があります。
完成までに時間が掛かる
注文住宅は間取りやデザイン、設備や内外装まで自由にプランを考えられるのが魅力ですが、その分打ち合わせを繰り返すことになるため準備や検討、プラン決定に時間がかかる場合もあります。選択肢が多く一から考えて行かないといけない為、打ち合わせの時間もかかり負担に感じる場合もあるかもしれません。
規格住宅とは?
規格住宅とは、コンセプトに沿った目線でプロが設計した間取りやデザインの住宅です。基本的に間取りは変えることができませんが、オプションとして提示された仕様の中であれば自分らしさをプラスすることもできます。
規格住宅のメリット
考えつくされたプロ目線の間取り
外観や内装のデザイン、間取り、住宅性能など、戸建て住宅に必要なベースがあらかじめ調えられている規格住宅ですが、屋根や外壁の色、内装に使う建材の色や質感、間取りには、複数のパターンがあり、家族の好みに合わせて色や質感を、家族構成や家族の暮らし方に合わせて間取りを選べます。プロの考え抜いた間取りのため、生活導線が集約されたシンプルさが魅力の一つです。
予算が立てやすく比較的スピーディーな建築が可能
本体価格が決まっているので資金計画がしやすく、予算内の家づくりが可能です。間取りやオプションの違いによって変わる、家づくりにかかる総費用を、明確に知ることができます。その為、予算が立てやすく、家づくりが始まってから、予算オーバーしてしまう不安がありません。また、打ち合わせの回数が少なく済むので、お時間が取りづらい方にもお勧めです。
規格住宅のデメリット
自由度が低い
基本的な仕様があらかじめ決まっているため、ゼロから自分の好きなものを反映した家づくりをすることはできません。自分に合った理想の規格住宅を見つけることが、重要なポイントになります。
土地形状に合わない場合も…
土地の形状や大きさによっては建築できない場合があります。設計に制限を設けているため、間取りの変更ができません。フルオーダーの注文住宅のような自由さがない点はデメリットと言えるでしょう。
まとめ
今回は、注文住宅と規格住宅のそれぞれの特徴についてご紹介しました。どちらにもメリット・デメリットがありますが、その中で何を最優先して重視していくかはお客さま次第です。理想的の家づくりが叶うよう、ヒールアースでは家づくり相談会やリフォーム相談会など開催しています。ぜひ、お家づくりでお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。