【災害時に役立つ豆知識】
こんにちは。
株式会社ヒールアース長岡店の田中です。
このたび令和6年1月1日に発生した能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被害を受けられた皆様の安全と1日でも早く平穏な生活に戻られますことを心よりお祈り申し上げます。
いつ自分の身に降り注ぐかも分からない自然災害。
今回は【災害時に役立つ豆知識】をみなさまにお伝えしてまいります。
災害時は「知識」が事態を左右する
災害が発生した時に状況を大きく左右する知識!
防災の知識が豊富であるほうが、災害発生時や被災生活の安全性や利便性を高めます。
「とりあえず備蓄しておけば大丈夫」ということはありません。災害時は自分の知識をもとに、工夫したり臨機応変に行動したりするなど、さまざまな対応が求められます。
万が一の大災害に備え、日ごろから防災に関する知識を身につけておくことが大切です。
災害前に知っておきたい豆知識
災害に関する豆知識を蓄えておけば、いざというときにその知識を活用できます。本項では、災害前に知っておきたい豆知識を7つ紹介します。
1日1人あたり3Lの水が必要
1つ目の豆知識は1日1人あたり3Lの水が必要であることを覚えておきましょう。この3Lには、生存を左右する飲料水としてだけでなく、調理用の水も含まれています。災害用の備蓄として水を確保する際は、最低でも3日分が望ましいため1人あたり9Lの水が必要です。可能であれば、500mLのペットボトルと組み合わせて用意しておきましょう。衛生状態が保ちやすいほか、利便性が向上します。
新聞紙を有効活用
災害時に意外と役に立つのが新聞紙です。新聞紙は保温性や吸収性に優れているため、多目的で活用することができます。具体的な活用方法を見ていきましょう。
【新聞紙の主な活用方法】
・数枚重ねて上着として活用する
・靴下の上に巻いて寒さを凌ぐ
・濡れた靴のなかに入れて乾燥を早める
・怪我をしたとき包帯代わりに巻く
また、食事の際に新聞紙を箱型に折ってビニール袋を被せれば、食器の代わりになります。
ラップの活用術
避難生活において、水の確保が特に重要となります。そのような状況の中では、ラップの使用方法が水の節約に役立ちます。例えば、以下のような工夫をすれば、洗い物を減らして水の節約を図れます。
・食器の上にラップを敷いてから食品を乗せる
・しゃもじなどの取り分けの道具をラップで覆う
・スプーンや箸にラップを巻く
紙コップや紙皿を利用する方法もありますが、避難所ではゴミの処理ができず問題になることがあります。その点、ラップを積極的に活用すればゴミを減らし、衛生環境の維持にもつながります。
段ボールは防音や保温の効果がある
段ボールは防音や保温の効果があるため災害時に活躍する防災グッズの代表格です。床に敷いてマット代わりにできるほか、寒さを凌ぐための断熱材としても利用できます。また、災害時の避難所で騒音を軽減するための間仕切りとして役立てることも可能です。さらにビニール袋を被せて簡易トイレとして利用できるなど、ダンボールの利用用途は多岐にわたります。
情報の取得
災害時において情報の取得をすることは周囲の安全確保するために必要不可欠です。情報を取得できない状況だと、避難時に適切な経路の判断ができないほか、避難後の安否確認も行えません。このように情報の取得手段がないと、ストレスにつながる恐れがあるため注意が必要です。情報取得の手段としては、ラジオやスマートフォン、パソコンなどが挙げられます。モバイルバッテリーやポータブル電源を事前に用意して置けばそれらの電子機器を使って情報を取得できます。
レインコートは汎用性が高い
レインコートは汎用性が高いことで知られております。レインコートがあれば雨風を防げるのはもちろん、以下のような用途でも活躍します。
・粉塵や台風から身を守る
・寒さ対策として体温を保持する
特に気温が下がる冬の時期には、雨風を遮ってくれるレインコートが非常に役立ちます。雨が染み込んで冷えるリスクを回避できるため、有効な寒さ対策として機能します。
懐中電灯とペットボトルを組み合わせると簡易的なルームライトになる
懐中電灯とペットボトルを組み合わせれば、ルームライトになることをご存知でしょうか。懐中電灯の光をペットボトルに通すことで、広範囲に光を拡散させ、部屋全体を明るく照らすことができます。具体的には、テーブルに懐中電灯を上向きに置き、その上に水が半分程度入ったペットボトルを置くだけです。コンパクトで持ち運びやすいため、非常時の明るさの確保に適しています。懐中電灯がなければ、スマートフォンのライトでも代用可能です。