【家づくりにおける生活音について】
こんにちは。
株式会社ヒールアース長岡店の田中です。今回は【家づくりにおける生活音について】ブログを書いてみました。これからお家づくりをご検討されるお客様はぜひ参考にしてみてください。
生活音の種類
生活音の種類は多種多様ですが、住まいづくりにおいて生活音の対策は意外と見落としがちです。住まいを考える上で大切な間取りづくり。しかし、不用意に間取りをつくってしまったがために、「生活音」の問題を抱えてしまう場合があります。そこで本日は快適に暮らせる間取りをつくるために必要な「音の伝わり方」についてお伝えします。
左右の音よりも上下の音に注意!
左右の音は収納を挟むなど工夫しやすい反面、上下で音の問題が起きた場合は解決が難しいため間取りづくりのときは注意しましょう。例えば、二世帯住宅。1階にある親世帯の寝室の上に、子ども部屋を設置してしまうと音の問題が発生しやすくなってしまいます。2階に子供部屋を計画する時には下が玄関であれば足音などが響いても他の部屋への影響は気にならないほど軽微で済みます。また子ども部屋と隣接している部屋には双方に収納を設けるなどの工夫も必要です。
トイレの配置
生活音のなかでも、特に気になるのがトイレの使用音です。例えば、リビングやダイニング、玄関など人が集まる部屋の近くにトイレがあると使う人も家族も気になってしまいます。特に、来客がある時にはトイレの使用を控えたくなってしまうかもしれません。そうならないためにも、トイレを配置する際には人の集まるスペースの間に廊下をはさむなど、ほど良い距離で設置することをおすすめします。
防音材や吸音材を使用する
間取りの工夫や気密性の高い家づくりも生活音を軽減させる手段ではありますが、それだけでは防ぐことのできない音もあります。例えば家の中にオーディオルームやシアタールームを作る場合には防音材や吸音材を使用して音が漏れないようにしっかりと対策しましょう。防音は後からではなく設計の段階でしっかりと計画することが重要です。
まとめ
快適な生活を送るために生活音に配慮した設計はとても重要であることがお分かりいただけましたでしょうか。今の日本では生活騒音に関して、法律による規制や罰則規定が設けられているわけではありませんが、騒音を原因とするご近所トラブルにも発展する可能性がありますので「生活音」の対策を忘れないようにしましょう。